会社概要

― 千正組について ―

株式会社千正組は、厚生労働省で長く政策立案の経験を積んだコンサルタントが中心に運営する政策・公共分野のコンサルティング会社です。

私たちが培った豊富な政策立案・政策提案の経験と、官界、ビジネスセクター、ソーシャルセクター、メディア、アカデミアも含めた豊富な活動エリアとネットワークで、政策の構造を分かりやすく紐解き、セクターを超えた協働を推進しています。

もっとフラットに政策についての官民の対話を進め、その結果、より効果的で納得度の高い政策が実現する社会を目指しています。

国会議員や行政のサポートをするとともに、企業や民間団体(業界団体、NPOなど)の行政連携プロジェクトや政策提案のサポート、官民の対話のプラットフォームづくりを行っています。また、官民連携にとどまらず、企業とメディア、企業間、企業とNPOなど、セクター間の垣根を超えた協働もサポートしています。

国内外の大手企業、ベンチャー企業、地方の中堅中小企業、業界団体、NPOなど幅広いクライアント様とプロジェクトを進めています。

また、個別にカスタマイズしたコンサルティング・サービスだけでなく、政策との連携を目指す企業の政府渉外部門の方や幹部候補生の方などを対象にした研修も行っています。



― 代表挨拶 ―

 2019年9月末に、18年半勤めた厚生労働省を44歳で退官しました。自分がめいっぱい動けるのは残り20年くらいではないかと思い、その間に自分の得意なことを活かして最大限社会に貢献することを目指して、最適な時間、場所、パートナーシップを選ぶプラットフォームとして株式会社千正組を立ち上げました。

 長く、社会保障や労働政策の分野で政策立案を行ってきましたが、日本社会が抱える最大の課題は少子高齢化・人口減少です。2025年に向けて団塊の世代が全て75歳以上となります。高齢者人口の増加はやや緩やかになりますが、2042年に高齢者数のピークを迎えると推計されています。一方で、2025年以降生産年齢人口は大きく減少していきます。

 こうした流れの中で、社会保障の負担増という負の側面が強調されがちですが、この間の日本社会は、医療・介護・福祉分野には、資金・技術・人材が流れ込んでいく時期であり、イノベーションのチャンスでもあります。

 医療・介護・福祉分野の多様な人材が活躍できる働き方の実現、テクノロジー活用、外国人の活躍などにより、高品質で効率的なサービス提供を実現し、将来にわたって安心して暮らせる社会を創っていきたいと考えています。こうしたサービスは誰もがいずれ必要になります。また、自分は元気でも家族に必要になることもあります。その時に、安心して医療・介護などのサービスが受けられない社会であれば、自分自身は元気で問題がなくても仕事が続けられなくなったり、大きな生活の困難を抱えることになります。

 また、この国に暮らす方々が安心して生活を送るためには日本経済が持続的に成長することが必要不可欠です。この拡大する医療・介護・福祉分野に高品質で効率的なサービスを提供するモデルや製品ができることを応援し、私が詳しいインドなど拡大していくアジア市場に展開していくことが、日本経済全体の持続性を高めるためにも大変重要です。

 そのためには、民間の力と政府の力を結集していかなくてはなりません。これまでの政策立案、企業支援、NPO支援、海外での経験などを活かして、みなさまと一緒にこれを実現していきたいと考えています。

社会の持続可能性を高めるためには、真に国民のニーズに応えられる筋肉質な公務部門を創っていくことも大変重要です。古い慣習を改め、国民生活と関係のない非効率な業務を徹底的に削り、政策を担う公務員が、もっと民間や生活者と対話する時間を創る必要があります。霞が関の働き方改革や国会改革についても、実務経験やネットワークを活かして取り組んでまいります。

 真に国民に届く政策を実現するためには、政策の内容や作り方がプロの世界だけでなく、広く一般の方々やビジネスセクターや民間団体のみなさまにも分かりやすく伝わることが必要です。そして、政策を創る人に現場のニーズがちゃんと届くことが必要です。これは、単にニーズを知っている人と政策を創る立場の人が出会うだけでは実現できません。政策や行政情報を理解して普通の言葉で語ることや現場のニーズを政策という形に変換したりする翻訳機能を果たす人が必要です。政策情報を発信し続け、現場のニーズを見て政策を創ってきた経験を活かして、日本の政策の翻訳機能を高めていきます。

 人の生活が多様化・流動化し、社会のグローバル化が進み、テクノロジーが進歩していく中で、ビジネスも政策も変化への対応が極めて重要です。これまでのやり方や組織は過去の社会経済環境に最適化したものです。これを変えて、新しいビジネスや政策を創っていくためには、ひとつの組織、セクターだけでは対応できません。これまで培ってきた企業、NPO、永田町・霞が関、自治体、海外、メディアなど多様なネットワークを活かして、各セクターの方々の特技・力を合わせて新たなサービスや価値を創造していきます。

 これからも、多くの皆様とご一緒できる機会をいただければ大変幸いです。



― 基本情報 ―

社 名株式会社千正組
住 所 〒113-0033 東京都文京区本郷 7-2-12-801
① 大江戸線本郷三丁目駅 4番出入口を出てすぐ右が建物の入口(4番出入口は建物併設)
② 丸の内線本郷三丁目駅 徒歩3分。本郷三丁目交差点から、春日通を湯島方面に向かって20m先にソフトバンク本郷三丁目店があります。その角を左に曲がると見える都営大江戸線出口が併設されている建物の8階です。
設 立 2020年 1月 6日
資本金 100万円
代 表 千正 康裕
事業内容 1.経営及び政策に関する調査、分析、提案事業
2.企業の海外進出に関する情報提供及びコンサルティング
3.外国人材の受入れに関する調査、分析、提案事業
4.各種メディア、講演会への出演
5.執筆業

― 沿 革 ―

2019年10月 千正康裕が厚生労働省を退職し、個人事業主として創業
2020年 1月 株式会社千正組へと法人化

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